この曲が心地よい!

ふと知り合った、自分に心地よいメロディー それらを紹介しています そしてときどきガーデニング、のつもりがガーデニングがメインになっています。

明智光秀、朝倉義景関連史跡に行ってきまして。

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」、

現在は、越前の朝倉氏が

足利義昭を迎え入れるかどうか

と悩んでいるところですね。

 

麒麟がくる 後編 (2) (NHK大河ドラマ・ガイド)

麒麟がくる 後編 (2) (NHK大河ドラマ・ガイド)

  • 作者:池端 俊策
  • 発売日: 2020/05/21
  • メディア: ムック
 

 

その朝倉氏の館があったという

一乗谷朝倉氏遺跡に行ってきました。

 

北陸自動車道福井インターを下りて、

国道158号を岐阜県方面に進むと、

まもなく朝倉氏遺跡は右折

という看板のある交差点にでます。

 

あとは案内看板に従って進むと

難なく辿り着けました。

パンフレットの周辺図は、

この辺り一帯が

城下町であったことを

表しています。

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思ったより大きな町だったようでした。

案内図の「下城戸」から

「上城戸」までが

城下町のエリアだったそうですね。

 

織田氏に滅ぼされてから

400年余り、土に埋もれて

田畑の下になっていたそうな。

日本のポンペイと言うとか言わないとか。

 

まず、朝倉義景の館跡を

見に行きました。

前を流れる一乗谷川に架かる

おやかた橋を渡ります。

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周りに堀があって、城跡のようです。

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館の唐門が復原されていました。

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門をくぐると館の礎石が

整然ならんでいました。

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大きなお屋敷だったようです。

屋敷裏の高台から見た写真です。

高台から見た方が、

館の形が分かりやすいですね。

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唐門だけでなく、

館も復原されていると

見応えがあるのになあと

少々残念な気持ちに。

 

山の中腹まで、いろいろな館跡や

庭園の跡が残っていました。

 

その一つの湯殿跡庭園。

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何に使われたものだったか、

まだわからないらしいですね。

 

中の御殿跡。

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義景の実母、光徳院の

住居だったと推定されています。

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館と館などを結ぶ

道路跡も復原されていました。

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そして、そうした館跡を

見下ろす高台にあったのが

朝倉氏7代目、初代孝景のお墓でした。

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??となりますよね。

実は朝倉義景(11代目)の父親も

孝景(10代目)というのですね。

なので7代目を初代孝景というらしいです。

 

「朝倉始末記」では、

朝倉氏が、この一乗谷に

活動の根拠を置くようになったのは

この7代目からとされているそうです。

 

お墓には覆屋が設置されていて、

その中にありました。

 

さらにそこから上には

一乗谷城があるようですが

残念ながら行けませんでした。

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曲輪や空堀等の遺構が

残っているそうなのですが、

今年は熊の目撃情報が多く

危険だそうです。

 

視界が開けたところから

麓の方をみると、

復原された町並が見えます。

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山を下りてそちらに向かうことにします。

途中で「瓜割清水」によりました。

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池の底から水が湧いているのが

みてとれましたね。

魚も泳いでいました。

館の御膳水として使われたと

伝えられていると、説明看板に

書かれていました。

 

さて、いよいよ

復原町並に向かいます。

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復原町並といっても、

復原されているのは

武家屋敷を囲む塀と

一つの武家屋敷、

そして庶民の家、町屋数棟です。

 

しかし、その道路に出ると

タイムスリップしたような

感覚におちいります。

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まず唯一復原されている

武家屋敷の敷地に・・・。

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戦国時代の武家屋敷というのは、
結構質素だったようですね。

 

では、庶民の町屋の方に。

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土塀の一部に

暖簾が出ています。

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武家屋敷より敷地も狭く、

建物も小さいです。

住家というより

お店だったようですね。

裏手はこんな感じ。

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厠は別建てです。

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復原町並みの遠景。

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屋根がドラマに出てきたものと

同じてすね。

彼岸花も、イイ雰囲気を

醸し出していました。

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人出がかなりなので、

近くの一乗谷レストラントで

早めの昼食にしました。

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このお蕎麦の「あげ」が

妙に気に入りました。

普通のあげとは違いました。

なんなんだろう?

 

さて、お腹がいっぱいになったところで

さきほど渡った一乗谷川の上流に

あの佐々木小次郎が、

燕返しを習得したという

一乗滝があるというので、

そちらにも足を伸ばしました。

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小次郎の像もあったりして。

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滝はこんな感じです。

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蒸し蒸しする1日でしたが、

さすがにこの辺りは

涼しくて快適でした。

滝は、いいよねー。

 

ところで、もうひとつ、

寄りたいところがあります。

近くに明智神社というのが

あるようなんです。

ご本尊はあけっつあまと呼ばれる

明智光秀像なのだそうですね。

 

で、行ってきました。

当時で言うと

隣村になるんでしょうか、

峠を越えた集落ですね。

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徒歩あるいは馬での移動が

主だった頃は、

下流から回るのも

峠を越えるのも

大差なかったのでしょうか?

峠を越えると、

ほどなく東大味の集落です。

神社はすぐわかりました。

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小さな境内には、

これまた小さなお社がありました。

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昔からあるようですが、

日の目を見るようになったのは、

ドラマのお陰のようです。

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御朱印もあるようですな。

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山本食料品店、行かずばなるまい。

神社からの帰り道、ふと見かけたのが

こんな真新しい看板。

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そうか、細川ガラシャ

こんなところで・・・。

 

御朱印を手にして、

嬉しそうに帰りました(笑)。

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ますます、麒麟がくるに

力がはいりそうです。

 

でわ、また。

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。