昨日は何故か忙しかったのですよ。
なので、一日空いちゃいました。
忙しいわけねーだろって?
そのはずなんですけどねえ・・。
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さて、黄色い花を穂状に咲かせる
エニシダという植物があります。
ヨーロッパ原産の低木で、
種としては豆科エニシダ属。
乾燥に強いばかりでなく、
耐寒性、耐暑性があるので
育てやすいそうです。
株を覆うように咲くため、
見映えもよく、
また鮮やかな黄色が
人目を引くので
とても人気があるのだとか。
私が言ってんじゃないですよ。
ただ、旺盛に繁殖するので、
地域によっては「侵略性外来種」と
されているところもあるのだそうです。
そんな知識をどこからか仕入れてきて
ホームセンターで、
何気に一鉢買ってきました。
豆科らしい花だといえば
そうでありますね。
ところが、コイツは
「ヒメエニシダ」なるもの
なのでした。
ヒメとつくからには、
小さいのだろうというのは
想像に難くないのではありますが、
実は、耐寒性、耐暑性、ともになく、
育てにくい輩なのだそうです。
エニシダとは反対ですね。
この時期に「エニシダ」として
売られているものは、
大体が「ヒメエニシダ」だと思って
間違いないらしい。
今は、こんなに鮮やかな黄色だが、
5度以下になると、枯れる・・・。
対策を練らなければ、
来春には会えないわけですね。
来春、こんもりと咲く姿を
連想していただけに
少ししょんぼりしている
私であります。
ところで「エニシダ」を
漢字で書くと「金雀枝」になるらしい。
勉強になったでしょう?
そして「金雀枝」といえば・・・。
そう、今邑彩ではないか。
彼女の作品では、
映画化された「ルームメイト」
の方が有名なのかな。
桜の木の下で、
はらはらと散る
花びらを感じながら
こんな小説など読むのも、
よろしいかもよ。
ええっ、気が散って読めねえよって?
そうかなあ。
花びらが本のページに
挟まったことに気づかず幾数年。
ふと再びその本を手にしたとき、
鮮やかに蘇る春の風景・・。
ああ、アノ時の私は、幸せだったなア・・。
なんてことがあるかもよ。
でわ、また。