「ヴァイオリン」って楽器、どうすか?
私ゃ好きなんでやんすが、どうすか?
現在でいう「ラトビア」(バルト三国ってヤツですね。)出身のヴァイオリニストで「ギドン・クレーメル」って人がいます。
この人がね、「ピアソラ」っていう、バンドネオン奏者へのオマージュとして、いくつかアルバムを出しています。
バンドネオンとかピアソラについては、前にふれたことがあります。これね。
「ピアソラ」の曲、っていうかタンゴっていうジャンルが、好き嫌いのあるトコだと思うので、そういう単語を聞いただけで「アウト」と感じる人も多いでしょう。
・・・どお? ダメ? すいません。
もともと、タンゴはヴァイオリンとかギターとかで演奏されていたそうです。なので、ヴァイオリニストが、タンゴのアルバムを作っても、何もおかしくはないってことですね。
ただ、私は、「タンゴ」=「バンドネオン」という固定観念で凝り固まっていましたので、コイツを見つけたときは、何か珍しいモノを発見した気持ちになりましたね。
大袈裟すぎないかって?
いやいや、些細なことに感激する事って、あるじゃないですか。
それっすよ。
結局、クレメール名義のアルバムだっていうだけで、編成的にはバンドネオン、入っているんですけどね。
で、この作品、「3」まで、出てますね。
どれも、いいなあ、と思います。
- アーティスト: ギドン・クレーメル,クレメラータ・バルティカ,マルタ・スドラバ,レオニード・デシャトニコフ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/05/23
- メディア: CD
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ジャケットも、モノクロームで、いいですよね。
私のお薦めは「2」ですかね。
6曲目の「Instead Of A Tango」ってのが、ドラマティ-ックだと思うんですが、どうでしょう? ピアソラの曲じゃあないんですけどね。
「タンゴって、バンドネオンありきかと思っていたけど、そうではなかった」んだと、そしてクレーメルのヴァイオリンは、 心地よいぞと言う話でした。
でわ、また。