こんばんは。
先日、「あれ」は、
ポーポーの花芽だった
という話をいたしました。
さて、緑色だった花も、
特徴的なチョコレート色に
なってきましてね。
ヒャッホーとか
勝手に盛り上がっています(笑)。
声には出していませんよ、もちろん。
花弁の拡大写真です。
まさしく、
チョコレート色
ですよねえ。
このように咲いています。
結構ありますでしょ。
ところで、このポーポーの花は、
独特の臭いがするのだそうです。
ソレを例えて人々は
「そこはかとない雑巾の香り」
と言ったとかいわないとか。
まじか!
嗅いでみましょう。
なるほど!
おもわず手を
打ちたくなりました。
ポーポーは普通の花と違って
蝶とか蜂とかの昆虫が
受粉を手伝うのではなくて
先程の臭いで「ハエ」などを
誘って助けてもらうらしいです。
外国ではお肉を
枝にぶら下げたりも
しているそうです。
スゲエですな。
そしてまた、うれしいことに
ポーポーは一本では実がならない、
と聞いていたのですが
そんなことはないんだそうです。
ただ、メシベが先に熟す
(雌性先熟というらしい。)
性質があるだけなんですって。
メシベが熟した時には、
花粉を出せる雄しべが
いないってことなんです。
まだお子様だってことですね。
先ほどの花を見てみましょう。
雌しべですね。
いつでも受粉できるぞー
と言わんばかりに
柱頭が粘っております。
それに比べて雄しべの方は、
固くしまっていて、
花粉を出すような
状況じゃないですね。
それがしばらくすると
こうなるみたいです。
それが、花弁が
チョコレート色に
なってくる頃で、
そのときには
雌しべは受粉能力を、
なくしてしまうんです。
けれども、たくさんの
花が咲きますと、
別の花たちの間では
うまくタイミングが合う
こともあるんだそうです。
そして、結実する。
これだけの花が咲きますと、
そういう場合も
あるはずですね。
期待できるかもです。
さらには、先に開花した花の、
熟した雄しべを冷蔵庫に保存し、
あとから咲いた花の雌しべに
受粉させる、人工受粉をしてやると
結果率が格段に上がるそうです。
格段に!
これは、少しばかり
骨を折る必要がありますね。
冷蔵庫に保存はしないまでも
さっそくに、筆もって、
うろうろしようと思います。
とにかく、これでやっと、
幻のポーポーの実を
食べれるってもんですよ。
結実すればですが(笑)。
みなさんも、
結実させてみませんかあ?
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。