我が家には、実生の
オニグルミが1本あります。
※昨年8月頃の写真
意図して植えたモノでは
ないんですよね。
ウチでは、実を
取り出しやすくするため
仮果(外側の部分)を
腐らせるのに、一旦
地中に埋めてるんですが、
その際に取り出し忘れたものが
芽を出してきたと
こういうことなんです。
生えてきてから、
5年ぐらい経ちまして、
高さも3m近くには
なってるんですよ。
大きくなったなあと
今朝、ふと見上げると
なにかぶら下がっているのが
目に入りました。
これは、もしかしてアレか?
そう思いましたが、
3mもの高さの天辺では、
下からどう目を凝らそうと
見えるものではありません。
やおら脚立を取り出し
よいこらと上って
ソレを確認してみると
やはり、オニグルミの雄花でした。
ヘーゼルナッツと
同じようなカタチですね。
雄花序というヤツです。
↑ ヘーゼルナッツの雄花序
やっとかという思いでしたが、
クルミは実がなるまでには
およそ5年と言いますから
標準的な年数なわけです。
決して遅いわけではありません。
もう、せっかちなんだからわたス。
ところが、雌花が見当たりません。
どこかで聞いたようなこの状況。
先日のマルベリーと同じです。
もっともあっちは
雄花が無かったんですけどね。
こういう新芽の先端部分に
赤い雌花が付くらしいのですが、
やはり見当たりません。
マルベリーと同じく
クルミも風媒花なので、
どこかで花が咲いていれば
問題ないわけですが、
残念ながら雄花だけでは
実の生りようがありませんよね。
どうしようもないですわ。
自家受粉を避けるため
雄花と雌花の時期が
異なるというのは、
植物の世界では
よくある話らしいので、
ひょっともすると
もう少し後に確認することが
できるのかも知れません。
そう思うと気になって
仕方ありませんよね。
老体にムチ打ちながら
毎朝脚立を上り下りする
自分が想像できてしまいます。
今年は春先から何かと、
新しい発見が多い気がしますね。
いろいろと忙しく
なりそうな予感がするぞ。
でわ、また。
最後までお読みいただき、
ありがとうごさいます。